フットマークデイズのダンとカズマでBL妄想をするブログ。
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正装タランテラ
2010-04-13 Tue 00:20
カズマが目を覚ますと、ダンがベッドに座って、彼を見下ろしていた。

『・・・・・・』
お互い、すぐに声がでなかった。


薄暗い部屋。カーテンの色がほんの少しだけ明るくて、肌寒い。夜明け前であるのだとカズマは思った。
腕輪を見ると、午前4時を指している。


「う・・・? おはよう・・・・・・」

カズマは、寝ぼけ眼ではっきり見えないダンの顔にすっと手を伸ばした。
ダンの顔はしっとりしていて、冷たい。寝起きで温かいカズマの手はそう感じた。それから・・・

(あ、あれ・・・?)

恋人の唇をなぞって顎を捉えたところで、カズマの指はいつもの感覚と違う、決定的な違和感を覚えた。そして、原因は暗順応した瞳によって、はっきり捉えられたのだ。


「・・・ヒゲがない」

いつもの無精髭がすっかり、ない。
それだけでない、着ている衣装はぴかぴかと真っ白いし、いつも垂れている髪の毛も、きれいに後ろへ撫でつけられていた。

口を半開きにして驚くカズマに、鼻歌を歌うようにして笑ったダンは、顎を撫でる手を取って口づけた。
「ちゅ、」と湿った音がする。


「グッドモーニング、カズマ」




だれ、この高級エスコートサービスみたいな男。
カズマは、一糸纏わぬ自分の肌が粟立つのを感じた。

(・・・運営局の、正装?)
まともに見るのは初めてであるその姿は、ダンをとびきり高潔に見せた。
こうして髪を整えて、だらしない髭と服装を改めてしまうと、外見この男は非の打ち所のない美丈夫だ。
さらに、この服を着るとステイタスが上がる。

(そうしてると本当に格好いいんだな)
カズマは贔屓目なく、いつもと違うダンの姿に見惚れていた。彼と関係を持って、付き合うようになってから、この姿をじっくり見るのは初めてだった


「あぁダン、なんて言えばいいか・・・」
緊張して、ドキドキする。照れくさくて。
それは、お互いに言えることだった。

「今日は演習があるんだ」
「びっくりした・・・」

ダンは居心地悪そうに肩を竦めた。
頬に手を伸ばすと、恥ずかしそうに微笑んで「じろじろ見んな」と視線を逸らす。
つきあい始めた若いカップルみたいだと、カズマは思った。

「いつもそうしてればいいのに・・・」
気にせずダンの膝にすり寄って、目を閉じた。
近くの足や腰を撫でて、ぎゅっと抱きつく。
気がすんだら、今度は膝まくらの格好になって、じっと、そのきれいな顔を見つめた。

「だからやめろよ、恥ずかしいって」
「何で? すごくきれいだ」

きれいなんて真顔でいうカズマに照れたダンは、一度両手で顔を覆って、その後はぐらかすように傍にある唇を奪った。

角度をかえて、ゆっくりしたキスが交わされる。
カズマの鼻孔を、ライムがかすめた。
きっと、いつもは自分からしているにおい。
髭を剃るところ、見たかったなぁとカズマはぼんやり思った。
そして、当然だが髭があたらない。
それに物足りなさを感じたのは意外なことだった。


「な、まだ少し時間あるから、おまえに触っててもいい?」
そういいながら、ダンの手がカズマの胸に伸びてきた。
するりと乳首を撫でられる、性的快感とは違う気持ちよさ。
心が満たされていく。

「うん・・・」
じゃあ、起きる。と呟いて、カズマがのろのろとベッドに起きあがると、ダンはベッドに完全に乗っかって、対面する形になった。

二人の間で、「触ってもいい?」は、よく交わされるやりとり。
エッチなことはなにもしない。犬猫にするように体を触るだけ。

改めてカズマはダンを見た。
普段灰をかぶったようなダンが、まばゆく光輝くような白い着衣を身につけている。好きな男性のこんな姿、見惚れるなというのが無理な位、完璧な姿でそこにいた。

「ダンがダンじゃないみたい」
カズマは自らの体を惜しげなく晒して、伸びてくる手を受け入れた。


「緊張してんの?」
ダンに言われて初めて、自分の体が強ばっているのがわかった。
もう一度ダンの顔を見る。
「・・・してるみたい」
恥ずかしくて赤面してしまった。

ダンは約束を破って、カズマの股間をやんわりと揉む。
少し繰り返しただけで、そこはすっかり立ち上がってしまった。

「・・・・・・・あ」
いたたまれない。

甘いムードはすぐさま散り散りに。カズマは起きあがって、ベッドから立ち上がると急いで部屋から出ていってしまった。




「手伝うよ」
「駄目だ・・・!」
ダンはカズマを追いかけたが、返事はつれないものだった。

数分して、しっかり身なりを整えたカズマが出てくる。
ダンは「ちぇ」というふうな仕草をして、改めておはようのキスを頬で交わした。

そこでカズマの腕輪が鳴った。いつも彼が起きる時間。
そろそろ出ないといけない時間だ。

「そろそろ出るな」
「あぁ、気をつけて」

カズマが玄関まで送ってくれる。


「ダン・・・」
小さい声だった。
「ん?」

「・・・い、言いにくいからメッセージする」
「? 変なカズマ」

ダンは笑って頷いて、カズマにもう一回キスすると、寒空の下に飛び出した。






From:カズマ
Sub:読んだら消して
--------------------
ごめん
正装かっこよくてはず
かしくて

帰り何時?
正装したお前と続きが
したい



From:ダン
Sub:むり、消せない
--------------------
バカ、なんなのお前~
嬉しすぎてもう少しで
家に帰る所だった!!
帰りは8時くらい☆
待ちきれない、早く会
いたい(>▽<)
でも、ちょっと恥ずか
しいかも~
お互い今日も頑張ろう
な!それじゃ!





***
何か異様に恥ずかしい。
とくにメール力ゼロなところが。しかたないか。
てかこのメールの記載いらんですよね。

頑張れとかすきじゃないけど、お互い頑張ろうはすきです。

これは結構続きのセックスが書きたいかもなので、気が向いたらできるかもです。

この日記の前にサファイアのラスト上げました(すみません忘れてました)。
サファイアっていろんな色があるんですよね。結構きれいで感動したのでタイトルにした。

最近乙女っぽいカズマとダンな気がしていけないのですが…多分本物の人の本ばっかし見すぎだからかも…ちょっと反省。

某ス☆バとか…いけないけど一回見てみたいな。
会社多分近くだ。
でも私だと明らかに知らずに来たって思われないだろうな。センサー丸見え
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