フットマークデイズのダンとカズマでBL妄想をするブログ。
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眠る男あるいは同性愛
2009-09-08 Tue 07:31
カズマが家に帰ると、リビングは朝出た時の状態そのままで、寝室のベッドには明日休日出勤で早出のダンがすっかり眠っていた。

時間はまだ21時。
カズマはその寝顔にそっと口付けると、静かに寝室の扉を閉め、軽い夕食をとった。

帰宅して30分。
皿洗いや洗濯までを流れる動作でこなしたカズマは、シャワーを浴び、裸のままで先客のいるベッドに潜り込んだ。
羽布団の中、ダンの暖かさと広がる香の匂いにうっとりと息を吸い込む。

幸せだ。


幸せという瞬間を明確に実感することはレアな事だとカズマは思う。
現にダンと出会う前の自分はこんなの知らなかった。

寝室ではいつも、二人で選んだ香を炊いていて、その香りを嗅ぐと「あぁ、ベッドだ」って、安心する。
カズマはたまにダンの髪からこの匂いを得て、落ち着いたりすることもある―香木の自然な香りだ(もちろん天然のものではないけれど)。


寝ているダンの体に擦り寄って、片腕にひたりと密着すると、片腕の主からは「あぁ、お帰り…」と声して、ゆっくり足を絡めとられた。温かくて、ほんの少しだけしっとりしたダンの足が、足の甲やふくらはぎの下にひっついてくる。

「あったかい…。」


今日はブーツを履けば良かったと思う位の寒い日で、カズマの足は冷えきっていた。
「ありがと、ダン…おやすみ」
むにゃむにゃしているダンは夢うつつで、カズマの冷たい足を暖めている。
カズマは幸せに浸りながらすぐに訪れた睡魔の小舟に乗り込む。
「うん、おやすみ…」

ダンの優しい声が辛うじてカズマの耳に届いたのだった。





絵画のタイトルみたいなのに憧れました。
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