フットマークデイズのダンとカズマでBL妄想をするブログ。
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無題、タケカズ
2008-12-20 Sat 13:54
ピ…カシャ、カシャ
カシャ
「あ…っ、今のいい」

カシャ
「……」

…カシャ
「…うん、」


買ったばかりのカメラを抱えて、何を言い出すかと思えば、「裸になれ」という事だった。
部屋のリビングで生活する、何気ない裸体を撮るのだそうだ。


彼はフォトグラファー、主に動物を撮る。



「俺が写真で食ってるってのは忘れて。今はただの変態、俺の恋人変態ーって思って。あ…そういう表情されたら燃える。」

「…しってる」
「なぁ、やっぱりカズマってきれいだよな」
「…よく、分からん…」

きれい、よく分からない…は、頻繁にかわされるやり取りだった。
どうせ言われるなら「すきだ」と言われる方がうれしいなとカズマは常々思うのだが…、それを口にしたことはなかった。


乾いた洗濯物を畳む、アイロンをかける。
その間も切られるシャッターの音が増えるたび、カズマは自分が一つ一つ暴かれていくような気がした。
固い葉とまとまりつく糸を剥かれるトウモロコシみたいに。


望遠レンズを外したカメラ。これを仕事で使う時もくるのだろうか。
どちらかといえばタケルはそういうのに頓着せず、カズマは逆に神経質な所があった。

ゴミをまとめて、洗濯して。朝ご飯はその前に作って二人で食べた。

「なぁ…新聞読みたいんだけど」
「眼鏡?かけて」


服を着ていない以外はいつも通り。慣れればあまり気にならなくなった。

カズマは眼鏡をかけて、新聞に目を通す。
途中、コーヒーメーカーでコーヒーをいれた。タケルにも出してやる。

一頻りシャッターを切りまくったタケルは、74枚を撮って満足したようだった。

「俺に降り注ぐ日常。」
フィルムを巻き取る音が止んだあとで、静かにタケルは言った。

「どうだった?」
「どうって…服着てないだけだ、別に」
そう言うと、タケルは難しい顔をして…そしてにっこり笑う。
「うん、そういうのを撮りたかったんだ。」

けど、と前置いて写真家は続けた。
「カズマがあんまりにも普通にできるもんだから……なぁ、ムキになってもいい?」
「?」カズマは訳が分からないながらも頷いた。

「撮りたかった通りに撮れたけど、どうしても期待してた展開があったんだ。」
「ふうん?」

カズマは眼鏡を外して、頬杖をつく。
…コーヒーはすっかり冷えて、味も変わっていた。



「賭けをしよう。俺がこれからさっきの撮影の感想を言う、それをきいてもカズマがこのままでいられるなら、カズマの勝ち。服を着て。俺が期待した反応をくれたら…カズマの負け。服は着させない。ただし…、その時は俺も服を脱ぐよ」

タケルはにやにやした。

最初からすでにそこまで言うのは狡い気がするけど…
「わかった、お前の感想には俺も興味がある」

カズマも呆れたように笑って頷いていた。


「現像した写真を二人で見よう。カズマの反応が楽しみだ。」

「覗き込んだ枠にカズマを納めると、息が止まりそうだった。カズマを捕えた画面が止まる瞬間、何度も恋に落ちる感覚を味わった。74回だぞ。」

タケルの感想が続いた。


「ごめん…本当は何の感想もない。好きだ、カズマが好きだ。」
「なぁ、カズマ 好き、好きだよ。」

「タケル…」
意外、だった。

「カズマは俺が好きって言ったら、いちいち反応するよね。」


先程から、タケルはカズマの体じゅうを嘗めるように見て、潤んだ目で好きと言うのだ。
その事が、カズマには堪らない。

少し身を捩った。
頭をかすかに揺らして、「続きは?」と呟くように言う。辛うじてできた強がりだ。

体に少し赤がさした。


「強情だな。続きなんてエンドレスだって」



タケルは、興奮していた。

やっぱり、カズマは好きって言われるのに弱いんだ。
今まで推測の域を出なかったけれど…、でもどうもそうみたいだ。

「好きだよ、すごく大好きだ、カズマ…本当に」

タケルが低くかすれそうな声を出すと、カズマは立ち上がって後ろを向いた。体を隠すように、その場を辞そうとする。


「カズマ、待っ…」
後ろから抱き締めた体は震えてて、
「…早く服を 脱げよ」
覗き込んだ体は撮影できないような、変化を遂げていた。

「俺、負けだ」
カズマは笑って、もっとと俺の好きをねだった。




初めての、事だった。








***
仕事してたらいきなりタケカズにムラリとしたので書いてみましたが…終わり方なんて分からなくなりました。

でもトウモロコシってwwイエスバカですねwww

時間みつけてはダンカズも書いてるんですが…書いても書いても終わらなくて、いつまでも書いてしまうんじゃないかと心配になります。笑
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